1 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします :2025/07/14(月) 21:55:03.437 ID:Pr6nZ7jF0.net
もともとこういう店は、下北沢とか中央線沿いみたいな都会の「そういう街」の路地にあって成り立つものだった。客も店員もそういう場所にわざわざ集まる人なのでエッジの利いたカルチャーを発信で北
ところが今のヴィレッジバンガードは地方都市のイオンモールとかに多い。マイルドヤンキーや横並びのカルチャーや秩序に落ち着く田吾作しかいない。そういう場所で、尖った文化など需要もない。結果、地方店舗で「売れる店にしよう」とするとただの半端な雑貨屋になる。するとヴィレッジバンガードである意味がなくなり、地方人からも見限られ、それより何より文化の発信源にいた都会の高感度層がみーんな離れてしまうというわけです
職業と年齢は?
確かにそれはあるなイオンモールに入ってるせいでダサい店に変わっちゃった
韓国ってどう考えてもサブカルチャーじゃないんだよね
今、地方の「女子」って東京に憧れなくなってる
地方人であれば、Z世代の女性が憧れる対象は「韓国」だ
だから修学旅行で東京に行っても(地方では修学旅行先が東京になるのが定番)、渋谷ではなく新大久保にいったりするの
つまりはハイカルチャーのポジションにあるわけで
かつて「メッコールを売ってた」時代のヴィレバンとは全然別次元の文化圏なのである
つまり需要と供給が一致してない
地方都市消費文化ウォッチャーの俺が考察するに
ヴィレッジバンガードは地方で「マイルドヤンキーになれず、されどもオタクでもない」という一番半端な層のエアーポケットとして機能することで爆発的に広まったんだと思う
ところが、そういう層はもういない。地方の若者社会が変容しているんだ。それに早々に気づいた時点で運営部は全地方店舗を撤退する覚悟が必要だった
だけどそれができずにいるうちに都会では潮時になり、田舎の人も消えていったという「センスのなさ」が招いた末路なのだ
休日の午後なのに、案の定ガラガラである
入って驚いた。店の入り口は駄菓子屋コーナーで、昭和歌謡のCDがガンガンかかっている
少し奥にいくとジャンプの漫画を売ってるコーナー。アニメイトか!
さらに行くとサンリオグッズコーナーがあり、なぜかTシャツとか服を売ってる売り場だった
これのどこが「遊べる本屋」なのだろうか
本がどこにも見えなかった。というか、サブカルチャーが見えなかった
元々本のコーナーは広くはなかった
ジャンプでも尾玉なみえ大石浩二古屋兎丸とか
近年は完全自殺マニュアル系のマイナーな本が
すごく減って図書館にあるようなのが増えた
ここにいるのはお前と同世代の数十人だろうし
DQNはアニメを受け入れてない
DQNぶったヲタは一定数出た
ヲタも普通に買い物にドンキへ行く
ファミリー層も行く
「ヲタも普通に買い物にドンキへ行く」時代にヴィレッジバンガードは成立しない
そもそもサブカルチャーはオタクとも相性悪かったけども
クールジャパン予算がおりた日本に住んでると
思えない
サブカルとヲタが相性悪い?
ヲタがサブカルお洒落民テリトリー荒らすなと
声あらげてただけでは
生活用品が要る時まずヴィレバン覗くのは
サブカル民だけだが皆ドンキあれば覗くでしょ
店の種類が違う
ヴィレバンで生活用品買う人なんていねえだろ・・・
「クールジャパン予算がおりた日本」という一説も話と全くつながっていないし支離滅裂
というか政府のお墨付きを得たことを誇る時点で、サブカルチャーではなくエスタブリッシュメントでしょ。 そんなもんレニ・リーフェンシュタールの映画みたいなもんだわ
ゆっくり見れるわ陳列崩さんかギリだけど
Xか何かでサブカルクソ女世代が子持ちになり
カルディーで似た欲を満たしてるから説あった
育児中に個性出して子供が浮いても可哀想だし
サブカルの全盛期って90年代だし
その頃若かった世代はいまは40代か上は50代後半にさしかかってる
早婚が基本の地方だったら「孫がいる世代」だよな
そんな旧世代の文化を地方のZ世代の若者が支持するとは思えない
大都市圏のゆとり世代が大半であろうこのスレの読者には見えない世界が地方にはあるんだよ
ロマン優光という方の本に書いてあるけど、「オタクというのが一つのものを異常に深掘りしていく文化なら、サブカルというのは一つのものを普通とは違った切り口で捉えていく文化だ」ということらしい
代表的なのがゆるキャラブームなんかを起こしたみうらじゅん
つまり、サブカルというのは元々中途半端なものなんだよ
俺の体感だと2010年あたりからオタク文化に押されていってサブカルは負けた
ゆるきゃら、B級グルメ、そして「マイルドヤンキー」と、地方人の文化は2010年くらいからB級に平準化されていったのよ
地方は農耕民族社会で、横並びを是とする百姓根性が地方人の民族性であるから、それにならない方がおかしいともいえるんだけどね
結果何が起きたかというと、もともとDQNと呼ばれた層がオタク文化を受け入れたり、ドルオタや腐女子みたいなアニメイトにいた層がドンキに入り浸るようになった
Z世代のTikTokとかインスタ見ていると、ゆとり世代や氷河期ではありえなかった「種族」同士が普通に仲良くなって一緒に写真撮ってたりしている
こういう「ゆるふわ村社会」の発生という予期せぬ事態に、カウンターカルチャーとしてのビレバンは太刀打ちできなくなって埋没したんだというのが俺の持論だ
プラザ、ハンズ、ロフトもそのジレンマに陥っているよね
「アングラなもの置かなくなったからビレバンは衰退した」というが
「ちいかわやおぱんちゅうさぎ、韓国グッズを置くことでなんとか凌いできた」
と考える方が自然ではないか?
結局何置いても今どき本なんて売れないんだから一番売れるものを置くようになってその結果ここまで凌いできたんだよ
知らんけど
しかしその「ちいかわやおぱんちゅうさぎ、韓国グッズを置く」空間がガラガラで
店内に俺と友達と暇そうな女子高生2人組しかいなかったのがこないだの視察のときだ
JKたちは1度駄菓子をてにとったが結局棚に戻して何も買わないで出てって言った
じゃあそのビレバンは品揃え次第でもっと人が入った
と畳は考えるのかい?
東急東横線沿線と東海道線沿線には店舗が全くないけど、内陸の小田急沿線には多い
これが何を意味していると思うか?
東横沿線は小金持ちが多い。東海道線沿いも湘南で「ええとこ」に住んでるプチブルのファミリー層が多いんだ
そういう文化圏ではサブカルチャーは成立しないので、人口や所得があってもあえて避けてきたと言える
小田急は下北しかり、学生街が多い。郊外も大学キャンパスが多い。すると需要が見込めるようになる
そんなヴィレッジバンガードがイオンができるまで個人商店レベルの買い物しかなかったような地方農村部にガバガバに出店しまくって成り立つと思うか?
湘南海岸の陽キャラには似合わないな
湘南最大級のショッピングモール「テラスモール」にはヴィレッジバンガードがない
一方で、屋外には犬を連れて入れるカフェがあったりする。部屋にこもってサブカルチャーを楽しむよりは、デカイ犬を飼って海沿いを散歩したり外向きの高度な文化資本を求める層が多いと、そうなるんだろうね
ところが同じイオンモール内に「韓国お菓子とコスメだけを売る店」があるもんだから
そこに全部もってかれちゃう
餅は餅屋。まがいものを売る店は、支持されない
「すばらしきまがいものであること」こそがヴィレッジバンガードの本性なのに
これらが昔から長年推してきた漫画等は今やメインストリーム化し売れに売れてる現実だよな
「ネタがベタになる」という言葉があるだろう
メジャーになった時点で、それは*わけよ
で、*でるということ
アニメ漫画がメジャーになったのなら、じゃあそれに反転するアンチテーゼの文化を模索してそれを発信するべきなんだよね
往年のヴィレッジバンガードはそういう反骨精神?キュレーター根性?ただのひねくれ?があって尖ったバイトがPOPつくったり店舗設計や売り物の発注をしていたわけ
ところがそういう本質的な価値を把握し、実践する人が現場から消えた結果が今である
タワレコが洋楽の発信地からただのドルオタ搾取装置になってゾンビみたいに営業している醜い現実とも構図が似ている
これはいい意見だと思う
結局アニメや漫画(K-POPも?)がメインカルチャー化したわけで、じゃあ今度はそのメインカルチャーに乗れない層を取り込むべく、その層に訴求力のあるコンテンツを提供すべきだった
ところがそういうブルーオーシャンは首都圏、せいぜい大都市圏(北海道なら札幌、東北なら仙台が限界)にしかないんですよ
地方はどうなったかというとDQNvsオタクvsサブカルのみつどもえの構図が消え、全部がマイルド化され、ドンキにオタクが行き、DQN風の同級生とプリクラ撮ったりするようになっている
かつて地方都市でその街でライバルとされていたデパートが1つまた1つと潰れると、最後に残った1つの百貨店に全集中するようになる(それさえほとんどがイオンモールによって潰されたのが現状だが)
パイが縮小化すると、対立軸がどんどんなくなって1つになっちゃうの。平成の大合併でライバルの隣町の自治体同士が1つの市になっていったような流れが、若者文化にも起きていて、ヴィレバンの出る幕はなくなったの
まあ異なる文化圏が拮抗してたのってある意味全体が豊かだったからだよね
東京だって他人ごとじゃないんだよ
俺は小学生の頃、お年玉をもらうと総武線にのって秋葉原のラオックス・アソビットシティでパソコンゲーム買ってたけど、ある日突然ドンキになってびっくりした記憶がある。秋葉原の電気街にDQNのドンキなんてと
しかし流行の発信地とされた渋谷も、高級さが売りの銀座も、みんな平準化された。どこもドンキ、ニトリ、ヤマダ電機のLABI、そしてユニクロ・・・そうやって街の特色なんて東京でも薄まっている
今渋谷の109に行けばてっぺんのイベントコーナーで、コラボカフェとか漫画の企画を平気でやっている
109なんてかつてはコギャルの聖地の金字塔である。「渋谷といえばヤングの街ですよね」と声優の落合祐里香ファンが猛反発していた時代には考えられないアキバ化だ
世の中から「遊び」がなくなってるよね
やっぱりここは畳フェチ専門店を開くべきか?
本来ひねくれとしてフィーチャーしていたはずのサブカルチャーがメインカルチャーになってしまって、ビレバンがやることなくなってしまったというか役割を終えてしまったみたいなことはあるのかな
まあでも世の常なんですよ
悪趣味でひねくれた若者が、同世代の中でも浮いているような文化を発信し、「これは醜悪だけしからん」と大人たちが非難轟轟になる
けどそれがユニークでカッコよかったり面白かったりするので次第に若い層みんながついていく、きづけばその若者が中年になり、するとたとえばゲテモノ不良集団だったビートルズは万人向けのスタンダードミュージックになっていく。いまや高齢者の音楽だけどね
その「世の常」の中で独自文化を発信し続けるプラットフォームとして生きていくとすれば、真っ先に地方店舗は撤退しておくべきだったなあと
「何がかっこいいか?」が90年代サブカルの頃とは変わってきていて
「誰も知らないものを身に付けてる」ことから「一番売れてるものを身に付けてるのがかっこいい」っていう価値観に変わっていった気がするんだよね
みんなが持ってるからiPhoneを持つのが一番かっこいいみたいな感じ
だから漫画のチョイスもジャンプ漫画を揃えてるのが一番かっこいいことになった
と俺は思ってる
世の中はどんどん単純に数(人気)が正義という世界になったのではないか
それはつまりマズローの欲求段階説のピラミッドで言う自己実現欲求だったということだよね
ところが今はそうではない。ピラミッドのド底辺の生理的欲求の店になってる
なので目に入りやすい場所が腹を満たす駄菓子コーナーで韓国菓子とか売ってるし、その次は性欲・・・というわけで
SNSの普及により、一番多く票が取れるものを見せびら*のがより承認欲求が得られるということになってしまったのかな
いいやつはちゃんと売れるし結果に現れるっていう風潮になった気がする
それ自体はいいことなんだけどしかし、よりポピュリズムが加速してるよな
みんなユニクロの新品の服を着て、最新の画面のでかいiPhoneでネットに接続しているので、「なんだ昔みたいなあからさまな"田吾作"がいるわけでもないし、地方の若者も豊かになっているではないか」と思うなかれ
表面ではわからない貧困が露骨になっていて、そう下見えない貧困化が、消費行動の変化という形で顕在化している
推し活のために食事を1回抜いたり、学費を払うためにJKがメルカリで上履きを*相手に売ったりとかもその1種だけどね
まあTwitterでもよく言われてるけど
サブカルに金を回す金銭的な余裕がなくなったっていうことはあるかもしれんな
シバキ隊とか嫌いそう
子供のスマホホルダー探して使い方訊ねると
店員がダルそうで指にタトゥー入ってて昔の
語りそうなサブカル好き店員とは層違ってたな
たまたま片っ端から応募してうかったバイト先がヴィレバンだっただけで
もしかしたら隣の羽毛布団屋のバイトだった可能性もあるからな
タトゥーでヴィレバンしか採用されなかった人
今は人手不足で多様性でおkになったマ○キヨ
王○も雇って貰えるかもな
「みんながみんな知らないのが当たり前」が暗黙の了解化した大都市圏のZ世代には通用しない
まあサブカルってある意味ヤンキーにも優等生にもなれない僕を守る鎧みたいなものだったしな
それが機能しなくなってるとこはある
だっていま敵がいないんだもん
マイルドヤンキー化したDQNと一般カルチャー化したアニメ漫画アイドル、もう垣根もないからな。それに加えて「うちら」意識の浸透、新型の村社会だ
果たしてそんなご時世に新しい仮想敵を作るとしたらなにがあるだろうか
反東京?だったらそれこそヴィレッジバンガードは東京文化の「植民地」だから否定される対象になるよな
それをヴィレッジバンガードで売らせたら永久機関になるな
確かに、下北沢って駅前再開発で様変わりしたけど、サブカルは衰退してる感があるけど再開発後の下北沢は若者で賑わってるんだよね
前にも書き込んだけど、制服姿の地元の学校帰りの高校生のグループが「じゃあメシ食に行くか〜」って次々と駅のすぐ前のサイゼに吸い寄せられていく様子には絶句したんだよね
目の前に古着屋とか、良い感じの食い物屋とかあるんだけど、まるでジジババ向けの店屋しかない路地を通り抜けるくらい目もあわせず素通りしてて
「下北文化の低迷」は小田急を地下化したことだけでなく、目下地元の若者がそもそもそういうものを求めなくなった点も大きいと思う
蛇足ではあるけど
かなり蛇足になるからこれ以上は言及しないが、下北沢は再開発施設ミカンの作りがダメすぎる。あれは明らかに町から浮いている
であれば地方のヴィレッジバンガードは「シャッターアーケードの端っこの戦後直後に建てたボロい雑居ビルにDQNの集まるライブハウスがあるような場所」にこそ進出すべきだった
ヤンキーがジャージを買う服屋とかがあるような場所だ
スズナリ開演前によく行ったよね、畳ガイジ
20年間違ってた結果がこれなんだろ
https://village-v.co.jp/shop-list/
新しい所にも入っててわろた
名古屋だからこそ生まれたんだろ
名古屋には渋谷のセンター街みたいな「ストリートの文化」がないから
前の話にはなるけど、現地ローカルの女性ファッション雑誌をネタで買ったら、通行人スナップ紹介コーナーが名駅・栄・イオンモール岡崎の三地点でのロケだったんだぞ
イオンモールがストリートの代わりになんかなるわけない。それが名古屋人にはわからないw
例えば今だったらあえてアナログとか平成カルチャーが人気だったりする
あえてカセットテープを売ったりすることでワンチャンビレバン独自のポジションを取り戻せたんじゃ
素人考えだけど
たまごっち売ったりカセットテープ売ったり写るんです売ったり
前に「平成生まれZ世代の陰キャの青年が昭和の映像を再現する」みたいなTikTokerがいたけど
彼がバズった結果、昭和風のCMを作ってそれを東京のターミナル駅前の一等地のでかい画面で流したり、
紅白に出てくるようなヒット歌手のPVを請け負ったりしているのをみていると
本来はサブカルチャーでとどまるような人材がサブすっ飛ばしてメジャーになってんだろうなとは思うんだよね
こういう時、ヴィレバンはモノにできるタイミングをつかみづらい
取り上げるのが速すぎるとまわりがついていけないし、待ってれば一瞬で店舗で扱う価値もないような「ベタ」になっちゃう