名古屋に行ってこの街の本質に気づいてしまった

（出典 cdn.mainichi.jp）

名古屋とは「1つの世界」だ。つまり1つの「名古屋文明」なのだ
1週間滞在して気づいた。これが、名古屋というものの本質なのだと

>>11
逆に名古屋が嫌いな人は「単一世界」が嫌いなんだと思う

>>13
ちなみにレンタカーはもちろんトヨタレンタカーを借りた
名古屋市内を走っていると周りのクルマはみんなトヨタばかりだ

しかもみんな３ナンバーのデカイクルマで、色は公用車みたいに真っ白
この「何もかもがたった一つ」でかつ「安定感」を求めるという価値観は、名古屋そのものだ

>>14
初めて名古屋に行った2013年ビックリしたのが栄のど真ん中のビルに「しまむら・アベイル」があったこと
東京で言えば銀座の和光や渋谷の109あたりがメインテナントにしまむらが入っているようなもんだ
それにはカルチャーショックだった

その時は「なんで」と思って、セブンイレブンで名古屋ファッション雑誌を買って名古屋嬢を分析したんだけど
そのストリートスナップのページが名駅、栄、イオンモール岡崎の３つだった。それで気づいた
名古屋は「その服を着て出かけるような街」がないんだよ。名駅なんてただの駅だし、栄は1つしか色がないし、イオンモール岡崎はそもそも街じゃなくてジャスコでしょ

するとみんな「ああ」なるのは当然だと思う。そりゃしまむらも建つ

さっきもいったように駅は名駅、繁華街は栄と「一つしかない」のが名古屋だ
するとその一つに該当しない他の概念はどこにいくかというと、その寄せ集め場が形成され、＊ホールのように全部のみ込むということ
それが大須という地区の本質なんだと思った

お寺があり、アーケード商店街が四方八方にあるさまは浅草のインターフェイスだ
だがそこに展開されるガジェットが部分的に秋葉原であり、秋葉原には絶対ないような古着屋があってマイルドヤンキー風の若者がチャラチャラ歩いてたり、そのわきの路地裏にはバラックの長屋みたいなのがあって銭湯があって山谷感さえあるんだ

>>22
そうといえる
なんでも1つの器の上にのっけてしまう。量が半端ない。見栄えは終わっている
だけどそれが名古屋なんだよ。「カロリーは豊富で腹は満たせるしコスパもいいでしょ？」と

（出典 cdn-ak.f.st-hatena.com）

で、俺は朝の大須の街を歩いてふと名古屋を感じたのよ
そこかしこでコンカフェのお姉さんが可愛い衣装を着たまま開店準備をしているんだ
メイド服、あるいはファンタジー風・・・日常離れした服装なんだけど、めっちゃ＊だ目つきで、ダルそうに店の看板を足でけ飛ばしながらルーチンワークをやってて
その目の前をチャリこいだ馬券場にいそうな＊みたいな身なりのジジイがめっちゃ早く爆走してるのよ（名古屋人は自転車が早いと思う）

そこにコンセプトも＊もないでしょ？
空間が破綻しているというか。そんで俺は「あーあのコンカフェ嬢もきっと実家は大垣とか桑名あたりにあって、普段は鶴舞のアパートから矢場町の学校通ってんだろうなあ」とか想像しちゃったのよ
そういうそこにいる人間たちのスッパダカな姿が透けて見えるのが名古屋だと思ったの

>>24
ちなみに名古屋人の友人曰く
閉店作業時はパーカーとか普段着で「中の人」が片付けやってるらしい
（そいつの職場の近くがコンカフェ街だった）

>>26
日本には2つの人種がいる
日本民族と名古屋民族だ

>>32
理由はなんでも合理化するからだと思う
観光施設はあるにはある。たとえば「ノリタケの森」という横浜赤レンガ倉庫みたいな場所があるんだけど
最近その敷地のすぐ裏にイオンモールができてしまった。森を名乗りながら周辺の木々を伐採し、イオンモールの「前庭」扱いになってしまった

横浜だったらありえないだろ
百歩譲ってそこにショッピングモールを立てたら儲かるとしても目の前にイオンモールはない。実際イオン・グループがみなとみらいで運営するのはワールドポータースという観光色の強い独自路線の施設で赤レンガと距離をおいて情緒を保っている
観光は「非日常体験」であるが、名古屋は情緒を維持したり作ろうとしない。なので歴史的名所の有松にマンションだらけだし、みなとみらいみたいなオシャレに開発した場所がない
ゆえにデートスポットもない

>>34
気になってレンタカー飛ばして行ってきたけど
名古屋港水族館がある。以上
それ以外は周囲には平和島みたいな高度成長期の倉庫や工場？がずらっと広がってるだけで
みなとみいとか東京湾みたいなベイエリア感はない
ベイサイドカルチャーが名古屋にはない

ロマンチックな夕景を見ようと思ってわざわざいったけど
水族館という「１つ」の施設しかなく、そっからゾロゾロと地下鉄駅に向かう行楽客の群れをただ眺めるだけで終わった
（ポートタワー的な場所もあるかなと思ったけど駐車場が営業終了で閉まってたので引き返すしかなかった）

>>39
名古屋人の人格形成にトヨタ式は染み付いている
仕事はトヨタカレンダーだし、管理教育もトヨタ式が原因

>>40
何が？

>>42
名古屋に行けばわかる
1つが全て、全てが1つなんだ

名古屋を知ることで名古屋と比べた東京のことを客観的にみなすこともできるんだ

>>44
常滑や尾張一宮には行った

>>46
悔しいが
ある意味正解

そもそも名古屋には本場志向というものがない
なのでディズニーランドやユニバーサルみたいな外資系テーマパークがない。本場感が売りだった「イタリア村」は案の定すぐ潰れた。レゴランドは開園前からあのざまだ
アメリカのボストン美術館の正規の分館が名古屋にあったがそれも10年で潰れた。これだって東京だったら今でも続けられたと思う。とにかく海外文化が入ってこない

世界の異文化体験を売りにしているテーマパークのリトルワールドがこの地でうまくいけているのは
各ゾーンごとに飲食店が配置され異文化に触れる施設のふりをした世界B級グルメ食べ歩きスポットだから
つまり「何らかの付加価値」があることでやっと行く気になり、大須でエスニックフード食い歩きしている感覚で一定の集客が何十年も続いているのだ

>>52
そう
本場の食い物を本場の雰囲気で量はちっさくしてぼったくりで提供しても誰も行かないけど
その裏返しで外国由来の文化を「名古屋式」の論理に乗せて改変することは旺盛なんだ
それがあんかけスパであり、小倉トーストであり、台湾に存在しない台湾ラーメン（アメリカン）であり、もうわけわかんねえ

（出典 livedoor.blogimg.jp）

>>55
それには理由があって
極端に視野が狭い。「自分に都合がよく回りが動いてくれるだろう」と思うのよ
なので急な割込みとかが多い。車線はいくつもあっても名古屋に道は１つしかないから

>>56
そうなんだよな
だから名古屋メシは改変され続けたと言えるし
風情がない＝何でも価値をのっけまくって合理化するというのは名古屋人の商売魂でもある
デフレの日本では名古屋式のコスパ・タイパ至上主義が全国で適応されやすいのでコメダやブロンコなどの本来名古屋ローカルだったのが一気に台頭しているってわけ

最たるものがJR東海の葛西帝国であり、イオンの岡田帝国でもあり

札幌の大通公園は芝生が広がって何もせずゴロゴロしに来る人の集まる「広場」であり、雪まつりやクリスマスマーケットのあるイベント空間でありアジールなのだが
名古屋の久屋大通はそういう人々が集まる空間にはならなかった。なぜなら名古屋人は価値合理性がすべてでありただの「無の空間」は無駄でしかないから
その結果植栽を伐採して今コレ

（出典 upload.wikimedia.org）

>>62
さっきの大須の話以外にもう１つ
名駅近くにミッドランドという名古屋版のヒルズみたいな高級ビルがあって、ブランドショップだらけのテナントなんだけど
その館内で普通に「マイルドヤンキー」がプラプラ歩いているのを見てギョッとした

港区の一等地の森ビルでそんな奴がいたら確実に浮くだろうし、関東なら茨城の深夜のドンキに隔離されてるような人種なんだけど
そういう絶対に混じらないであろう種族同士が普通に同居する無節操、カオスが名古屋なんだよ

なんだかんだでそいつらもみゃーみゃー訛ってるし実家の味噌汁は赤みそでしょっぱいわけ
そういう上っ面違うようで実は同じ単一民族で形成されてるのが名古屋ってこと

>>69
俺は名古屋は好きだから安心して

>>72
ちなみに俺が大須を徘徊したのは午前10時のこと
どこもなぜか店が開いてなくて、たまたま＊したくてトイレ借りれたのが万松寺ビルしかなかったんだよねｗ

東京だったら10時ならどこでも店が開いているけど
「昼前にならないと店を開けない」というルールを横並び一斉に実践しているという単一志向がまさに名古屋っぽかった
観光客（俺も含めて）みんなやることなくてアーケードの下をただただぶらぶら歩き回ってたぞ

>>79
静岡つうか浜松な

>>81
それはベースに「単一の名古屋人」がいるから
東京みたいに個体差の違いや経済格差が激しすぎて自分のドッペルゲンガーでもいない限りみんな敵みたいな社会なら生まれ育った地元からでなくても居場所がなくなるわな